疾風に勁草を知る&"Smart English" Day 17

新型コロナウイルスの世界的流行は本当に想定外のことです。想定外という言葉が頻繁に聞かれるようになった社会にあっては、これからの日々に何があってもおかしくないといった覚悟のようなものが必要であろうし、その時にどのように行動すればよいのか、まさに人間の理性ある行動が求められる時代に入ったのではなかろうかと思われます。

「疾風に勁草を知る」(しっぷうにけいそうをしる);疾風とは速く激しく吹く風、勁草とは風雪に耐える強い草、また、思想・節操の堅個なたとえです。「勁」の成り立ちは、左の部首は、はたを織るときの縦糸の象形で、右側の部首は力強い腕の象徴だそうです。このような逆風に見舞われている時代こそ、私たち一人ひとりの確固たる叡智が求められているような気がします。

そこで今回の"Smart English"は、アインシュタインの言葉をご紹介したいと思います。

The world will not be destroyed by those who do evil, but by those who watch them without doing anything.

世界は悪事をする人々によって壊されるのではなく、悪事をしている人を見ても何もしないでいる人々によってだめになるのである。

*destroy:  破壊する     by those who:   関係代名詞whoの前にthoseがある場合には必ず人々と解釈します     without:~しないで 前置詞の後ろに来る動詞は必ず名詞化((動名詞)します。

何度も声に出して読んでみましょう。

*教室ではコロナ対策を万全にして、個別もしくはごくごく少人数で講座を実施しております。

問い合わせ:090-8761-3437

英語&教養講座の生涯学習「まなびの広場」

ANAで勤務した後、結婚、子育てしながらの専業主婦から一念発起し英語の勉強を始めました。テンプル大学日本校の大学院で英語教育を修了した後、英国のエセックス大学大学院で社会学を修了しました。宮崎市に教室を開設しております。小学5・6年生、中・高生からシルバー世代まで対象の教室です。基礎英語から時事英語、社会を見る眼が養われる教養講座を開講しております。詳細はブログで随時紹介しております。

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