疾風に勁草を知る&"Smart English" Day 17
新型コロナウイルスの世界的流行は本当に想定外のことです。想定外という言葉が頻繁に聞かれるようになった社会にあっては、これからの日々に何があってもおかしくないといった覚悟のようなものが必要であろうし、その時にどのように行動すればよいのか、まさに人間の理性ある行動が求められる時代に入ったのではなかろうかと思われます。
「疾風に勁草を知る」(しっぷうにけいそうをしる);疾風とは速く激しく吹く風、勁草とは風雪に耐える強い草、また、思想・節操の堅個なたとえです。「勁」の成り立ちは、左の部首は、はたを織るときの縦糸の象形で、右側の部首は力強い腕の象徴だそうです。このような逆風に見舞われている時代こそ、私たち一人ひとりの確固たる叡智が求められているような気がします。
そこで今回の"Smart English"は、アインシュタインの言葉をご紹介したいと思います。
The world will not be destroyed by those who do evil, but by those who watch them without doing anything.
世界は悪事をする人々によって壊されるのではなく、悪事をしている人を見ても何もしないでいる人々によってだめになるのである。
*destroy: 破壊する by those who: 関係代名詞whoの前にthoseがある場合には必ず人々と解釈します without:~しないで 前置詞の後ろに来る動詞は必ず名詞化((動名詞)します。
何度も声に出して読んでみましょう。
*教室ではコロナ対策を万全にして、個別もしくはごくごく少人数で講座を実施しております。
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