南部アフリカの国「ボツワナ」をご存知ですか "Smart English "Day 13と合わせて読んでいただけたらと思います
外国の友人たちからのクリスマスカードが届くのも私にとっての12月の風物詩である。昨日はイングランド在住のキャロラインからメッセージレターと一緒にカードが届いた。退職記念にボツワナ(Botswana)を旅する予定であったが、予期せぬ事態であるコロナの世界的感染拡大で、中止せざるを得なかったとのこと。ボツワナ?1966年に英国から独立したが、それ以降、戦争内乱を経験することもなく、「話し合いを重視する民主主義の根付いている優良国」であるそうだ。アフリカ象や自然環境保護、ダイヤモンドの生産量世界1・2位、政治家による汚職もなく、観光・産業・政治等の分野においてもアフリカのトップクラスとのこと。なるほど、キャロライン夫妻がボツワナ旅行を計画していた理由に合点する。米国格付け大手、ムーディーズが2002年に、日本国債の格付けをAa3からA2に2段階引き下げ、ボツワナより下の格付けにし、「エッツ、アフリカより下」と驚いたことを思い出す。アフリカと言えば発展途上といった、経済先進国優位主義のような見方をしてしまいがちであるが、ボツワナでは「コトラ」という議会制度によって、全員に発言権が与えられ、全員の意見が検討され、地域社会における意見の一致による合意形成がなされているとのこと(「ボツワナは小さくてもきらりと輝く国」国際協力銀行 古高輝顕氏の記事を参照)。
国際社会に目を向けると紛争や宗教対立、独裁的政治による難民が数千万人いるといわれている。ボツワナのような国がアフリカで誕生していく、そんな将来は描けないのであろうか。
"Smart English" Day 13
We had big plans which were scuppered due to the virus. 私たちは大きな計画を立てていたが、すべてコロナのせいでだめになった。*scupper: 計画などがだめになる 名詞では甲板やビルの雨水の排水口 We are scuppered! もうおしまいだ!
参考資料:新興国マクロ経済 WATCH
「ボツワナは小さくてもキラリと輝く国」古高 輝顕 国際協力銀行 外国審査部 参事役(アフリカ担当)file:///C:/Users/user/Downloads/Mag_201607_11_seriesMacroBWA.pdf
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