"Smart English" Day 10: 'resilience' 逆境にあっても立ち直る力、国際宇宙ステーションに到着した野口さんからの力強いメーッセージ 

米民間宇宙船「クルードラゴン」で、地上から約400km上空に建設された巨大な有人実験施設である国際宇宙ステーション(ISS:International Space Station)に到着した野口聡一さんからのメッセージに'resilience'という英語が使われていました。ISSの主な目的は、宇宙だけの特殊な環境を利用して実験や研究を行い、そこで得られた成果を私たちの生活や産業などに役立てていくことにあるそうです。今回の実験ではiPS細胞(成長すれば肝臓になる)を使っての実験が含まれているそうです。重力が小さい宇宙空間では地上より培養がされやすいかどうか、肝臓になるであろうiPS細胞からの立体臓器の作成を目指し、再生医療に役立つであろう研究とのことです。今回は、英語でどのように表現してあるのか少しご紹介します。

"This research involves iPS stem cells that lead to a breakthrough in regenerative medicine."

「今回の研究は再生医療にとって躍進となるであろうiPS幹細胞を含んでいます]

*involve:含む   stem cells:幹細胞(様々な細胞に分化する能力を持つ細胞) breakthrough:躍進

regenerative medicine:再生医療(generate には生成する・発生させるという意味があります)

"Throughout the process, they will update people on the ground and try to inspire resilience among people fighting the pandemic."

「宇宙での実験を通して、野口さんたちは地上にいる私たちに最新の情報を伝えながら、コロナと戦っている人々にresilience(屈しない力)を吹き込みたい」

*inspire:鼓舞する resilience:屈せず立ち上がる 

"Smart English" 今回で10回目になりました。一歩一歩言葉を集めながら、英語とお付き合いいただければと思います。RESILIENCE (レジリエンス)で!!!

次回に続く........

英語&教養講座の生涯学習「まなびの広場」

ANAで勤務した後、結婚、子育てしながらの専業主婦から一念発起し英語の勉強を始めました。テンプル大学日本校の大学院で英語教育を修了した後、英国のエセックス大学大学院で社会学を修了しました。宮崎市に教室を開設しております。小学5・6年生、中・高生からシルバー世代まで対象の教室です。基礎英語から時事英語、社会を見る眼が養われる教養講座を開講しております。詳細はブログで随時紹介しております。

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